[2007.10.9] -[議会報告]
9月10日にはじまった第3回定例会が9月28日に終了しました。先の参議院選挙で、国民が自公政治にノーの審判を下した結果をどう発展させるかが問われた議会でした。日本共産党市会議員団(5名)は、一般質問に山本やすいち、川口純子、安藤かおる、山崎雅数の4人が立つとともに、委員会審議等を通じて市民要求の実現と、問題点の改善を求めるなど奮闘しました。
その主な内容は、
① くらし、福祉、教育の面では、来年4月実施予定の「後期高齢者医療制度」実施の問題や、摂津市が来年度から鳥飼西小学校で実施しようとしている「給食調理業務の民間委託」計画に対し、凍結中止せよという立場で追及しました。また救急医療体制の充実や安心して出産できる支援策、統廃合に伴う小学校跡地利用について、さらに市民税減免問題などについて提案しました。
② 環境面では、三箇牧水路(新幹線基地の横)のダイオキシン汚染、市内道路の安全対策などについて問題点を指摘、市民本位の対応を求めました。
③ 摂津市の将来像を定める総合計画(現在の計画は96年3月に策定)の見直し策定に向けての提案、また南千里丘開発に伴い市が提案した「建築条例」に関連し、あらためて南千里丘開発の問題点について指摘しました。
④ 8月開催された摂津まつりで「自衛隊の軽装甲機動車展示」問題に対する市の姿勢と今後の対応を質しました。
国会では、参院選での結果が政治を動かし、「障害者自立支援法見直し」、「児童扶養手当削減の凍結」、「高齢者医療費負担増凍結」などの方向が出されています。摂津でもみなさんと力あわせ、政治を変え、市民のくらし守り、様々な要求実現に、ひきつづき全力をつくします。
日本共産党市会議員団