こんにちは。摂津市会議員団です。

[2007.10.10] -[政策・活動]

後期高齢者医療制度の学習会に参加

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 国保・住民税せっつの乱実行委員会が、9日、摂津市男女共同参画センター大会議室にて大阪社会保障推進協議会事務局長の寺内順子さんを講師に招き、後期高齢者医療制度学習会を開きました。

 この団体は、今年6月、住民大増税にともなう市民負増に対し、摂津民主商工会、新婦人摂津支部、吹田生活と健康を守る会摂津支部、年金者組合摂津支部、摂津労連が連帯して市民負担軽減のための相談会と要求運動をすすめようと組織されました。

 この学習会には、大阪府知事選挙に出馬表明をされた弁護士の梅田章二さんも参加。約50名の参加者は、梅田さんの「後期高齢者医療制度は、弱者を切り捨てるひどい政治の象徴的な制度。怒りを持って政治を変えましょう」力強い呼びかけに大きな拍手で応えました。

 講師の寺内さんは、大阪社保協発行の「後期高齢者医療制度ハンドブック」や最近の情報をまとめたレジュメなどをもとに、後期高齢者医療制度の問題点をわかりやすく説明。いまだ保険料や制度の中味を住民に知らせない行政のあり方を批判するとともに「高齢者を人間として扱わない」冷たい制度の撤回・中止を求める運動の重要性を語りました。

 9月議会でこの問題を取り上げた山崎雅数市会議員は、この医療制度の運営が広域連合となることにより大阪府や摂津市の責任がうやむやになりかねないことを指摘。議員団としてひきつづき、市民と力をあわせ地方自治体の役割を果たさせるために奮闘する決意を述べました。

 質疑応答では、参加者から、不安の声や、まともな情報を示さないまま来年4月から実施しようとしている政治、そして制度そのものに対する怒りの声が相次ぎ、最後に主催者が読み上げた行動提起(1.後期高齢者医療制度の問題をまわりの方に知らせ、制度の中止・撤回の声を広げましょう。2.制度の中止撤回を求める署名を集めましょう。3.広域連合にパブリックコメントなどで意見を送りましょう。4.広域連合の副連合長である森山市長にも声を届けましょう。)を大きな拍手で確認しました。