大阪・関西万博への子ども招待事業に関して、爆発事故の再発防止・原因の徹底究明と情報公開を求める申し入れ
大阪・関西万博会場建設現場において3月28日工事中にメタンガス爆発事故が発しました。万博会場となる夢洲は、もともとゴミや浚渫土砂の処分場であり、かねてから燃性ガスの発生が指摘されており、国会でもその危険性が取り上げられてきました。学校現場や保護者・府民から、「本当に子どもを連れて行っても大丈夫なのか?」など心配する声が出ています。子どもたちを招待する以上、大阪府及び大阪府教育委員会は、このような声に耳を傾け真摯に対応する責任があります。また、摂津市及び摂津市教育委員会としても府や府教育委員会の指示をそのまま現場におろすのでなく責任を持った対応が求められます。
大阪・関西万博への子ども招待事業に関わる関係機関は今回の事故についてきちんと調査し、安全であることを確認し、それができるまでは、子ども招待事業は見送るべきです。また、万博に行くかどうかの検討にあたっても、不安や心配の声が多数出ています。建設途中で不明なことがあまりに多いこと、情報が圧倒的に少ないことなどがその理由です。
さらに、「子ども招待」としながら、交通手段確保や、熱中症対応、支援を必要とする子どもへの配慮などの安全対策などについても現場丸投げの状態であってはなりません。日本共産党摂津市会議員団は、大阪府及び府教育委員会の責任で以下の対策を速やかに実行され、摂津市、市教育委員会としても大阪府に対し確認と要望をおこなうことを求めます。
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