こんにちは。摂津市会議員団です。

[2022.12.21] -[議会報告]

日本共産党提案の6意見書ふくめ10意見書を採択ーー2022年第4回定例会

 本会議最終日、摂津市議会として以下の10意見書を採択しました。
 そのうち6意見書が日本共産党議員団が提案していたものです。
 15日の議会運営委員会協議会での各会派協議で、一部の意見書で原案を修正しましたが、日本共産党提案の意見書案 が全て採択されたことは、国や大阪府の政治の矛盾の表れではないでしょうか。

 

意見書
(クリックすると意見書文が開きます)

 

提出者 採決態度(◎提案者、○賛成、×反対)
日本共産党 大阪維新 公明党 自民党・市民の会 民主市民連合
インボイス制度の実施の延期を求める意見書 日本共産党 ×
介護の負担増と給付削減の中止を求める意見書 日本共産党
学校給食費の無償化を求める意見書 日本共産党 ×
刑法の性犯罪規定の見直しに関する意見書 日本共産党
子どものために保育士配置基準の引き上げによる保育士増員及び処遇改善を求める意見書 日本共産党
摂津保育運動連絡会
×
乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書 日本共産党 ○  ○ 
加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める意見書 公明党
帯状疱疹ワクチンへの助成並びに定期接種化を求める意見書 公明党 ○  ×
重度障害者医療費助成制度の国の制度化を求める意見書 障害者(児)を守る全大阪連絡協議会 ○  ○ 
妊産婦医療費助成制度の創設を求める意見書 大阪府保険医協会 ○  ○ 

 

 

 

[2022.12.8] -[議会報告]

市会速報No228号発行ーー2022年第4回定例会

 市会速報No.228は、12月2日から20日までの会期で行われる第4回定例会の日程、主な議案、日本共産党議員団の一般質問項目および提出した意見書案をお知らせしています。

PDFデータはこちらから ➡︎ 市会速報228号

[2022.12.3] -[議会報告]

インボイス制度の中止、保育士増員、学校給食費無償化など6意見書案を提出ーー2022年第4回定例会

 日本共産党議員団は、国や大阪府に対する要望等を摂津市議会名で提出する意見書案6件を提案しました。(以下、意見書案の文字をクリックすると意見書文案が開きます)

  1. インボイス制度の実施中止を求める意見書(案)
  2. 介護の負担増と給付削減の中止を求める意見書(案)
  3. 学校給食費の無償化を求める意見書(案)
  4. 刑法の性犯罪規定の見直しに関する意見書(案)
  5. 子どものために保育士配置基準の引き上げによる保育士増員を求める意見書(案)
  6. 乳幼児医療費助成制度の拡充を求める意見書(案)

 意見書案を議会として採択するかどうかは12月15日の議会運営委員会協議会において協議されます。

 今議会に提案された意見書案は、日本共産党の6件のほか、民主市民連合3件、公明党2件。
 また、障害者(児)を守る全大阪連絡協議会、大阪府保険医協会、摂津保育運動連絡会からそれぞれ意見書提出を求める陳情書が提出されています。

 

[2022.12.2] -[議会報告]

昨年度(2021年度) 一般会計など6会計の決算認定に反対討論ーー2022年第4回定例会

 第4回定例会本会議初日、休会中に委員会ごとに審査してきた昨年度の一般会計、水道事業会計、下水道事業会計、国保特別会計など8会計の決算認定の採決が行われ、全ての会計決算が賛成多数で認定されました。

 日本共産党議員団は、一般会計決算、水道事業会計、下水道事業会計、国保特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療保険会計の6会計の決算について、ひろ豊議員が議員団を代表して討論を行い認定に反対しました。

 

 反対討論の論点は以下の通りです。討論全文はこちらから ➡︎ 2021年度決算に対する反対討論全文

  1. コロナ感染悪第2年目における財政運営
  2. 市役所の職場環境の改善、人事政策
  3. 地方行政のデジタル化
  4. マイナンバー制度の問題
  5. 自衛隊に本人同意のないまま若者の名簿提供を行なっている問題
  6. 市民の暮らしを守る施策として
     ①国民健康保険について
     ②介護保険について
     ③中小企業支援について
     ④PFOA汚染問題について
  7. 鳥飼まちづくりについて
  8. JR千里丘駅西地区再開発事業について
  9. 災害・防災対策
  10. 子育て・教育施策として
     ①家庭児童相談家の体制と虐待防止の取り組み
     ②公立の就学前施設のあり方
     ③コロナ禍における保育、教育施設の対策
     ④中学校給食
  11. 最後に決算認定を受け来年度予算編成と当面の施策に求めること 

 

 

[2022.12.1] -[政策・活動]

来年度(2023年度)摂津市の予算編成と 当面の施策に関する要望書を市長、教育長に提出

 摂津市会議員団は、来年度予算編成に関して6項目の重点要望と147項目の個別要望を市長、敎育長にそれぞれ面談し手渡しました。

2023予算要望 市長に提出   2023予算要望 教育長へ提出

【重点要望】

  1. コロナ対策について

    ・医療検査体制の拡充をおこなうこと。保健所の体制強化、病床削減計画の撤回等を国や大阪府に対して強く求めること。
    ・医療、介護、障害福祉、保育、学校等従事者に対する定期的なPCR検査の実施や自费検査に対する助成制度をおこなうこと。無症状者に対する無料検査場の増設を行うこと。
    ・濃厚接触者を含む自宅療養者に対する支援を強化すること。自宅療養者支援パックの充実とともに買い物代行等の支援制度を設けること。

  2. 物価高騰対策について

    ・非正規雇用労働者、フリーランス等への一定期間継続した「くらし支援緊急給付金」制度の創設を国・府に求めること。市単独でも実施できるよう早期に検討すること。
    ・上下水道料金、国民健康保険料、学校給食費の負担軽減をはかること。
    ・消費税減税とインボイス中止を国に求めること

  3. 子どもの貧困対策について

    ・保健福祉部、次世代育成部、教育総務部を中心に実態把握に努め、全庁的な連携を強化し、負担軽減を含め総合的な支援策を具体的に進めていくこと。
    ・要保護児童と保護者に対する寄り添った支援を子ども家庭センター、庁内関係部署との連携を密に行うこと。保育体制の強化をはかること。
    ・実態把握のための独自調査を行い支援策に反映すること。

  4.  PFOA汚染対策について

    ・早急に別府•東別府地域の地下水•水路のPF0A濃度の調査をすること。
    ・環境省・農林水産省が行った土壌・農作物の調査結果について、速やかに公表を求め、指針作成や汚染除去等の対策を求めること。
    ・国に対し、市民の血液検査・健康影響調査・疫学調査を求め、健康についての指針作成を求めること。
    ・市としても早急にPFOA汚染に不安を持つ市民の血液検査を行うこと。
    ・ダイキン工業に対し、敷地内や公共下水への排出濃度、これまでの総排出量などPFOAについての情報を公開し、敷地外への対策もするよう求めること。ダイキン工業と環境保全協定に基づく協議を行うこと。

  5. 鳥飼まちづくりグランドデザイン策定について

    ・説明会等の案内・報告、計画等をより広く、よりわかりやすく周知すること。
    ・鳥飼まちづくりについて継続的に話し合う住民参加の(仮称)まちづくり懇談会を常設すること。ひきつづき情報公開、幅広い住民参加を保障すること
    ・少子化問題における小規模校の問題について、子どもの利益を第一に、住民参加で丁寧な検討を行うこと。
    ・鳥飼まちづくりグランドデザイン庁内体制の強化をおこなうこと。

  6. 個人情報保護について

    ・条例の改廃にあたっては個人情報保護審議会での慎重な審議とともに市民への丁寧な説明とパブリックコメントの実施等市民の意見を反映させること。
    ・個人情報保護法施行に伴う市条例の改廃について、個人の権利利益を保護の堅持・強化を目的とし、「匿名加工情報」の提供規定は設けないこと。 

【個別要望項目】以下の項目ごとに147項目の要望をまとめました。
  要望書はこちらから ➡︎  2023年度摂津市の予算編成と 当面の施策に関する要望書 

  1. 「住民が主人公」の立場で清潔•公正•住民本位の市政運営を 
  2. くらしと健康を守る社会保障の充実を
    <医療.保健•衛生> <国保•後期高齢者医療> <高齢•介護>
    <障害者福祉>    <生活保護•困窮者支援> <納税・納付相談>
  3.  地元商工業•農業の振興と地域経済の発展を                    
  4. 環境を守り快適で住みよい街づくりを                                   
  5. 災害•防災対策、被災者に対する公的支援について                 
  6. 安全で安心して暮らせる都市基盤の整備を                      
  7.  子育て、学校教育、社会教育の充実を