[2016.12.16] -[政策・活動・新着情報・議会報告]
南千里丘マンション開発で人口が増え、すでに保育所が不足し多数の待機児童があふれていますが、摂津小学校では、2年後の2018年度(平成30年度)には普通教室が不足するほど児童数が急増するとして、運動場に3階建18教室の校舎を増設することになりました。
地元の反対を押し切って強行した小学校統廃合で近隣の2小学校が廃止されているのに、マンション開発で予測される人口増について検討がされてきたのか、この間の市の対応に疑問が残ります。地元住民も参加する通学区域審議会では校区変更による児童増加の抑制を望まず、校舎など施設を増設することとなりました。
5年後には児童数1000名超、学級数30と、市教委が繰り返してきた学校の適正規模12〜18学級を大きく上回る大規模校となります。
平成29年度 | 平成30年度 | 平成31年度 | 平成32年度 | 平成33年度 | 平成34年度 | 平成35年度 | |||||||
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児童数 | 学級数 | 児童数 | 学級数 | 児童数 | 学級数 | 児童数 | 学級数 | 児童数 | 学級数 | 児童数 | 学級数 | 児童数 | 学級数 |
824 | 24 | 881 | 25 | 927 | 27 | 990 | 28 | 1,029 | 30 | 1,081 | 32 | 1,102 | 33 |
今年度中に実施設計業務を完成させ、来年度に施工業者と契約し工事着工、再来年度(平成30年度)の4がつから新校舎供用開始をめざす計画です。
今後、校舎増設によって運動場が狭くなるなど、安全安心の学校環境の整備や学校のマンモス化による教育上問題など大きな課題が残されます。