[2012.11.7] -[議会報告]
11月5日の本会議、議案採決にあたり、山崎雅数議員が日本共産党議員団を代表して、小学校給食調理業務と市民課窓口業務の民間委託のために債務負担行為の追加を盛り込んだ平成24年度一般会計補正予算2号(議案第44号)と水道料金減免制度の廃止条例(議案第38号にたいして反対討論を行いました。
反対討論の要旨は次の通りです。
↓ ↓ ↓ ↓
議案第44号一般会計補正予算案(2つの民間委託)に対する反対討論
[2012.11.7] -[議会報告]
11月2日、5日の本会議で13名の議員が一般質問に立ちました。
そのうち、日本共産党から4名が次の項目で質問をしました。
野口博議員(15分)
[2012.11.7] -[議会報告]
この間、継続審議になっていた「水道料金減免の廃止条例」(議案第38号)が、実施時期を変更(今年8月→来年2月)のうえ、再度、建設常任委員会に付託されましたが、委員会では、何一つ質問もなく可決されました。(山本議員は委員長のため、質疑、採決に加われない)
日本共産党は「この間の審議で代替措置として、民間家賃補助制度の補助額に1,000円をプラスするとしても、それに該当しない方も出てくる。所得制限を設けて、必要な方については減免を継続することが筋ではないか」と主張してきました。11月5日本会議で、本議案の採決にあたって反対意見を述べます。
[2012.11.7] -[議会報告]
10月23日の民生常任委員会で、市民課の窓口業務を民間委託するための財源保障として債務負担行為を求める補正予算案(議案第44号)の審議が行われました。上限額、3年間で8,250万円です。
窓口業務を民間に置き換えることによって、人件費を当面420万円削減できるというものです。繁忙期には人を増やし、そうでないときには減らすという雇用形態で、不安定労働者を作り出し、行革・合理化をはかろうとするものです。
山崎議員と弘議員は「市民の個人情報を扱うデリケートな業務を外部委託することには、なお、しっかりとした検討が必要」と審議の継続を求めましたが、公明党、高志会の賛成によって可決されました。
[2012.11.7] -[議会報告]
私たちは、この議会に次の5本の意見書案を提出しましたが、10月31日の議会運営委員会協議会の審査でいずれも採択を阻まれました。
2会派が反対表明をした時点(態度表明は会派ごとにするためすべての会派の態度がわかるわけではありません)、採択は見送りとなってしまいます。
2014年からの消費税増税実施の中止を求める意見書案
自民党、新生クラブの反対
生活保護基準の引き下げをしないことなどを求める意見書案
新生クラブと市民ネットワークの反対
原発からの速やかな撤退に関する意見書案
自民党と民主党の反対
オスプレイの配備に抗議し、国内での飛行の中止を求める意見書案
自民党と民主党の反対
旧日本軍「慰安婦」問題について、政府の誠実な対応を求める意見書案
自民党と新生クラブの反対
11月5日の本会議で採択された意見書は他会派提出の4本(それぞれの内容は摂津市議会HPにてみることができます)でした。日本共産党は、そのうち、3本には賛成、1本に弘議員が日本共産党を代表して意見を述べて反対しました。
[日本共産党が賛成した意見書]
「脱法ドラッグ」とりわけ「脱法ハーブ」に対する早急な規制強化等を求める意見書
気象事業の整備拡充を求める意見書
自治体における防災・減災のための事業に対する国の財政支援を求める意見書
[日本共産党が反対した意見書]
中小企業の成長支援策の拡充を求める意見書
日本共産党の反対意見はこちら→弘議員の反対討論
*意見書は、摂津市議会として政府や大阪府などへ意見するものです。 議会運営委員会協議会では、提出された意見書を議会に上程するかどうか、 審査を行い、可能な限り一致点をさぐり、採択は原則として全会派賛成をめざします。最終的には、3会派以上が提案者に名をつらね、かつ、反対が1会派以下であれば、本会議に上程し採択することになります。
[2012.11.7] -[議会報告]
2012年第3回定例会は、10月23日、民生常任委員会と建設常任委員会を開催。
民生常任委員会では、山崎議員、弘議員が市民課窓口業務の民間委託など問題点を指摘し反対をしました。
建設常任委員会では、今年3月に議会に提案された水道料金減免制度の廃止条例が可決されました。我が党の山本議員は委員長のため質疑できませんが、この間、委員長の立場から、この条例の矛盾点など問題提起を行い、拙速な議論での可決成立に歯止めをかける役割を果たしてきました。
市会速報No.131はこちらから☞日本共産党市会速報No.131号
[2012.11.7] -[政策・活動]
中学校でも小学校同様、自校調理の全員給食を摂津市に求める署名が市長と教育委員会に届けられました。こうした市民の運動が、市教委を遅ればせながら、アンケート実施、説明会開催、検討委員会設置へと動かしています。よりよい中学校給食の実現に引き続き頑張りましょう。
[2012.11.7] -[議会報告]
住民票や印鑑証明などの交付をうける市役所1階の窓口は、市民にとって、もっとも身近な市役所業務ではないでしょうか。その大事な仕事を、来年7月から民間会社へ委託しようとしています。氏名、住所、年齢、家族構成など個人情報を扱う公的な仕事まで投げ出していいのでしょうか。
[2012.11.7] -[議会報告]
味舌小学校といっしょに民間委託が計画されていた保育所初の給食民間委託については、今議会では提案されませんでした。多くの保護者からの反対意見の成果ですが、市はあきらめていません。ひきつづき、直営を堅持するよう求めていきます。
[2012.11.7] -[議会報告]
来年4月から、味舌小学校の給食調理を民間委託するための予算案が提案されました。民間委託は、鳥飼西小学校、鳥飼北小学校につづき3校目です。
摂津市は退職などで調理員が減った際、新たに補充せず、順次、民間事業者へ委託していく方針ですが、食育の根幹である学校給食の公的責任をどんどん小さくしていくやり方は問題です。